院長挨拶

はじめまして、富沢西スポーツ整形外科院長の高橋博之と申します。私は2014年4月に気仙沼市立病院に赴任し、整形外科専門医として、地域の外傷・スポーツ傷害・一般整形外科の診療を行ってまいりました。

手術やリハビリを中心とした急性期治療を行うことで、患者さんが回復し日常生活やスポーツ活動に復帰されるのは、大変やり甲斐があり、貴重な日々を過ごさせていただきました。しかし、中には持病が悪化し骨折してから来院され、治療後も自宅へ戻れず、その後も骨折を繰り返し社会復帰できなかった例や試合前に痛めたことで、目標としていた大会に出場できなかった選手もおりました。このような経験から、骨粗鬆症や運動機能障害をお持ちでリスクのある方を適切に治療し、将来の痛みや受傷を予防すること(一次予防)、さらに骨折や傷害を起こされた方に対しては、薬の治療やエコーを用いた正確な注射、食事指導、運動療法等によるﾄータルサポートを行い、身体機能・動作を改善し再発を予防すること(二次予防)が非常に重要だと考えております。

こういった医療を提供することで地域の方々の健康を保持し、スポーツ活動や現場のサポートを継続したいと考え、この度開院させていただきました。今後も最新医学の知見を随時取り入れながら、皆様のお役に立つように努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。